こぉーの意気地無しが!!
○MYベストシーン
自分の中にあった支えとしての反抗心や、ナイトへの思いなど、
根こそぎ自分でかき消してしまった気がする。
○ネットで陰口を叩かれる負け犬
境界線上のホライゾンⅡアニメ9話、
原作の二巻下から一部シーンを抜粋。
アルマダ海戦の戦場から下ろされたマルガ・ナルゼ。
親友のマルゴット・ナイトに捨てられたと思い込む。
武蔵襲撃では役に立たず敗北。
英国相対でも他国の三征西班牙、立花誾に救われる失態。
負けが続き、自身の実力の低さを痛感する。
戦場は深化する中、マルゴットだけが先へ行くという焦り。
よく分かる(゜∇゜)
自分の知らない人達と深いレベルのやりとりを始め、
自分の知らないところへどんどん行ってしまうのに不安を感じる。
それはマルゴットにとっては良いことだけど、認めることができないんだよね。
今までどれだけ、…どれだけのことをしてきて、
一緒に過ごしてきたっていうのよ。
いいのよ、盾になって死んだって。
それでマルゴットが生きてくれるならいいの。
ボロボロになっても死んでも、マルゴットのためだもの
だからナルゼの置いて行かれたくないという気持ちは分かる。
○第二回、賢姉様の説教回!
いい?負けが込んで自暴自棄になるのは解るわ。
だけど戦場って言うのはアンタの汚名挽回するところじゃないの。
今の状況、アンタじゃ全然役不足なんだから。
いい?アンタさっきこう行ったのよ。
アンタが死んだりボロボロになったら
それは、ナイトのせいだって。
それは、ナイトがいたから、
アンタは死んでしまいましたってことよね。
貴女のためなんだから、貴女がいたせいだから、
私をそんな風にした意味を、一生憶えていてね、って。大体、ナルゼ、アンタにナイトは助けを求めたの?
救いを求めている人間に手を貸すわけでもないのに、
救うことや手伝うことを他人のためなんて言って、
誰かに行えるとしたら、随分と上から目線ね。
そんなナルゼを喜美(賢姉様)がお説教。
トルネード付きの平手打ちが炸裂する。
なにがあってもマルゴットから離れないと決心し、
反抗する意志だけは捨てまいと心に決めていたナルゼ。
しかし、ナルゼの思い上がりを見抜く賢姉様。
私の救いが「ためになる」ような足りない連中だと決め付けてるわけ。
それは一方的な施し、もしくは押し付けだわ。
その人が必死に生きていることを、
親切のフリした見下しの優越で奪っているだけよ。やるなら、自分のためよね。少なくとも、御礼を求めないわ。
なのにアンタ、最大の報酬を求めたじゃない。
貴女のためにやっているんだから、私をそばに置いて、って尽くすだけで誰かの隣にいられるなんて、LOVEナメてんのアンタ
賢姉様かっこいい
(゚Д゚)
解ったので、すぐに土下座である。
基本的に頼まれない限りは何事も自分のため。
しかしそれがキツいエゴとなる。
誰かのために役に立ちたいという成長欲求。
誰もが持つ欲求だけど、それが押し付けがましくなるんだよね…
本人はその驕りに気付かないんだよ…
○巫女の説得術式
人のようにすれ違いやお互いの考えがあるものではなく、
形無く、責任や見返りもないの。
それでいて自分にとって尊いと思えるものが、
心の原動力としては無難じゃないかと、そう思うんですよね。
浅間による賢姉様へのフォロー。
失敗してしまったと感じるのは見返りを求めるから。
その見返りが返ってこず、勝手に腹を立てたりしてしまう。
なんとも自分の身勝手さ、一方的さを痛感させられるシーンでした。
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