あの人と繋がる謎を求めて
○MYベストシーン
私がときおり見る夢。
あれは「脱出」の夢ではない。
逃げだすのでなく、これからどこかへ行こうとしているのでは?
そうだ、あれは「出発」の夢なんだ。
○駒子シリーズ2
女子大生の入江駒子シリーズの第二作品です(^ω^)
前作の「ななつのこ」と同様に駒子の日常の謎が主題。
日常の謎の出題駒子の手紙(作品?)→前作の作家による解答
と前作とほぼ同じ流れなのだが、今作ではその後に、
駒子に向けた謎の人物の手紙が入り込む。
この手紙により駒子出題の単体の謎から
この人物が誰なのか?という大きな謎へと繋がっていく。
今作もすべてのカケラが結びつくから面白い!(^ω^)
そしてやっぱり駒子の考え方に共感してしまう。
今作のテーマの一つだと感じる見えない相手への通信について、
知り合いは単に知っている気になっているだけで、誰のことも知らない。
ワンフレーズしか歌えない歌と同じだと。
臆病な部分と哲学的な部分を考えてしまう…
知らないところで何か起こっていても、それは何もなかったことと同じ。
だから知れた部分から手探りだろうと今すべきことをしないといけないんだよね。
そして今作も学生視点からの大人になることについてひたむきに悩んでいる。
別にほかのものになる必要もなく、急に大人になるわけでもないことは分かっている。
ただどうしたって子供のままではいられないという焦りがあるんです( ,,゜θ゜)
大人でもなく、子供でもない時期を僕はいつまでフラフラできるのだろうか(・◇・)
憧れは銀魂の銀さんみたいにフラフラしてる人かな?
最後に駒子にとっての名探偵である作家の家が、
本当にここで住んでいるのかという殺風景な部屋で、
本人も「人間が暮らしていくのには、本当は大して物は必要ないんだよ」と言う始末。
シンプルな生活スタイル憧れました
(゜∇゜)
最近、ミニマリスト主婦のブログが面白い♪
殺風景は嫌だけど、やっぱり必要最小限に留めて生きたいなー 笑
この名探偵作家さんも僕の憧れキャラ決定!
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