能動的に学ぶことを教えてくれた一冊
○MYベストシーン
「変わった」という言葉が褒め言葉になるか否か。
もしくは「頑張れ」という言葉が純粋な励ましとなるか否か。
すべては自分次第なのだ、という気がする。
○思い入れのある一冊
個人的な話、加納先生作品の初読本だった本です。
黒川智花さん主演でドラマ化していたのがきっかけ
中学くらいから原作知りたい病です(^ω^)
ただドラマがすごい
好きだったわけでもない(゜∇゜)
ドラマは原作モチーフだろうけどイマイチ覚えてない…
ただ原作のゾンビ自転車の話がもっと違う話と感じたのは覚えている
なんとなく世界観とかが好きで原作購入したわけです。
それまでは小説なんて読まない人でしたが、
加納先生の作品にハマって小説を楽しく読めるようになりました(^ω^)
だからこそ個人的に思い入れのある作品ですv(´∀`*v)
主人公は雨宮照代(てるよ)という
中学卒業したての女の子
頭が良く今年の春には高校生活が待っていたのだが、
両親の金銭感覚のなさから夜逃げが決行される。
照代は母親の親戚(?)を求め
佐々良へ一人向かうのである。
これだけで照代はなんて
不幸な女の子なんだ( ;∀;)ホロリと思う。
ただこの子はなかなか
クセが強いのだ 笑
そんな主人公だから面白い(゜∇゜)
行動ではあまり(子供をひっぱ叩いてたが…)表さないが、
不平不満をすぐにぶつける可愛げのないタイプ
自分でもそれを認めているからどんどん偏屈者へ
家庭の事情から分からなくないのだが、
第一印象で損しまくりなのだ 笑
そんな女の子が、佐々良というド田舎に来て、
いろんなことを学び、考え、
感謝の気持ちを知る成長過程にほっこり(´∀`)
ラスト四行目で
この子の成長を強く感じる( ,,゜θ゜)
手始めに家族と進学を失い、
手元には少ない宝物だけ。
そんな宝物であるガラスのリンゴ、卒業アルバム、オルゴールも
少しずつ失うが、決して失ってばかりではない
というところに温かさを感じます(^ω^)
ちなみに今作は佐々良を舞台とした第二作品目。
前作は「ささらやさや」というシングルマザーのお話。
同じ街での物語りなので、前作の主人公や街の住人も多数登場します。
前作ではサブキャラだった主人公の居候先の人が、
今作では大きくスポットを浴びているってのがイイよね(・∀・)
そして「佐々良では不思議な事が起こる」ということで、
駒子シリーズと違って幽霊は普通に出ます
加納先生の作品はすこし不思議があるミステリー♪
あと再読して、なぜ僕がこの作品から小説を読み始めたのかが少し分かった。
この作品では口やかましく、
「勉強しなさい、本を読みなさい」と、
照代の居候先のおばあさんに言われたからだろう。
ちょうど僕もその頃は中学二年生くらいだったからね。
確かに本はいいものだ…(´ヘ`;)
本の主人公の誰かが泣いてるときに、
ここにも泣いている人がいて安心することができる。
どうしようもなく哀しいときは試してごらんと。
この言葉なんの作品にでてきたか覚えていなかったんだけど、
なるほど、この作品で出逢えていたのか。
長い人生を生き抜く知恵として
使わせていただいております(`・ω・´)
娯楽充実で小説以外にアニメ、ゲームもあるけど…
えっ、勉強はちゃんとしてるのかって?
ウルサイナー、ワカッテルヨ!
いまヤッテルヨ!ヽ(`Д´)ノ
自分自身シッテルヨ!
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