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アイリス・ゼロ~フィルターを通さない~

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フィルターを通さない

目次

○MYベストシーン

アイリス・ゼロ

視える?…オレが…?
オレに…出来る事…

○視えないから視える世界

アイリス・ゼロの1巻から一部シーンを抜粋。

あいつはただ想像してるだけだからねー
透は瞳が無いから周りから視える自分や
他人の視線を小さい頃から想像して育ったんでしょ。

他人の視線に怯えて
「相手がどう思っているかを想像しているだけ」
ただの自己保身の延長だよ

友人の篠塚聖が主人公、
水島透を評価するシーン。

瞳(アイリス)という特殊能力を
持つ者ばかりの世界で瞳を持てなかった透。

それだけで差別を受け続け、
他の人のように能力に頼ることもできない。

しかし瞳を持たない普通の人だからこそ視えることがある。

瞳の能力に頼れない人間だからこそ培われた想像力

誰よりも人の痛みを知っている透だからこそ、
瞳の能力に翻弄される人々には気付けない部分を想像できる。

普通の人間(アイリスゼロ)である、透だからこそ補える部分。
本作の面白さを表したシーンだと感じました(σ゚∀゚)σ

○ただ笑ってほしかっただけなのに

5巻から一部シーンを抜粋。

時田晴海久賀七瀬と友人を救えなかった。

結果的に透達の活躍により救われたがいまだ後悔し、
どうして人を傷つけてしまうのか」を自問する。

オレもお前らを見捨てて佐々森を助けたからな
オレもお前と同じなんだよ。
大切なたった一人しか守れない。
目立たないように…
息をひそめて生きてきたからわかるんだ。

見ないフリをして誰かのせいにして、
それで誰かを守れることなんて無い。
それならオレは、誰かに嫌われても大切な奴を守りたい。

七瀬を守るために友人を切り捨てた晴海。

そして透に悪役を押し付けようとする。
そんな自分に嫌気を覚える晴海。

しかし透は迷い無く晴海と同じことをしたと言い切る。

大切なモノを守るためなら選択を迫られることもある。

その選択で誰かが嫌な思いをするとしても、
見ないフリをせず一人を守る選択、

その行動は恥じるものではないという力強さを感じるシーンでした。

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この記事を書いた人

2011年から大好きなゲームから旅行に読書などを雑に記録。チラシの裏にでも書いておけな記事が多い。

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