君が君らしく生きるためのRPG
○MYベストシーン
あの時を奪われたことが…
あたしを選んでくれなかったことが…
悔しいっ!!
○非道な旅立ち
グレイセスfの攻略を中断しておいてのプレイ。
本作はマザーシップタイトル初の単独女性主人公。
飾り気のない明るく家族想いな性格をしたベルベット・クラウ
そんな彼女が旅立つ理由は…
許せない…凍てついた世界も…人も…
弟を殺した義兄への復讐だ
○非道な行い
義兄であるアルトリウスによって
弟ライフィセットを目の前で殺されたベルベット。
あの子の痛みは誰がとめるんだ!!
あの子の絶望は誰が癒すんだ!!
彼女は以前の性格から冷たく獣じみた性格となる。
そのため復讐のためなら非情な手段に出ることも厭わないベルベット。
放火、窃盗、殺人…そんなものは可愛いもの
復讐のためなら村一つ滅ぼす
世界の理を乱し災厄を振りまく
災禍の顕主という通名は伊達じゃない。
ダークヒーローとしてベルベットの魅力が光っている。
○非道に友達はいらない
本作はRPGなので当然、旅を共にする仲間達がいる。
しかしその仲間達は各々の目的のため行動を共にしているにすぎない。
魔術師、海賊、対魔士、夜叉、そして捨て子…
さらに行き場を失った業魔達が集っていくが
それは旅の目的地がたまたま同じというレベルの繋がりなのだ。
甘えの許される友達はいらない。
ひとつの目標に突き進む仲間が必要
本作は「君に友だちはいらない」の仲間のあり方を見れた。
○非道だから迷う
そんな目的のために集った仲間達の中で一番魅力的だったのが
対魔士の組織「聖寮」に所属するエレノア・ヒューム
ベルベットの敵対組織に所属している彼女。
故に一番この旅で苦悩したキャラだろう。
ベルベット達が抱える事情や聖寮の闇の部分に触れ、
正しいと信じていた道に疑問を感じ戸惑う彼女。
この旅で一番成長し、悩みぬいたキャラとして魅力的だった。
○総評
本当に勝手よね。あたしは、わがままで醜い人間。
けどあんたはそんなあたしを救ってくれた。真っ直ぐな優しい力で。
人間はいつも必死で…だから間違ってしまう生き物なの。
だからあたしが無茶苦茶にした世界を…
あたしみたいな弱い人間を…どうか助けてあげて…
これが…あたしの最後のわがままよ
Aランク
復讐という一貫してシンプルな旅の目的
だからこそ夢中になってプレイできた。
これまでのテイルズにないダークヒーロー要素に心踊った。
そしてその復讐の果てによる結末…
ボクの好きな結末で大満足(゚∀゚)
当然、評価も高くなるのは理なのです。
少しトロフィー集めをしつつ、
数年後に二週目を遊びたいなと思った良作。
さて次はベルセリアと繋がりのある問題作、ゼスティリアか…
未攻略のグレイセスfを遊ぶか迷っている。
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