共通の目的を持つものが友達
○MYベストシーン
夢を語り合うだけの「友だち」は、あなたにはいらない。
必要なのはともに試練を乗り越え、ひとつの目標に突き進む仲間。
同じ目標の下で、苦楽を共にする戦友だ。
そして自分自身の生き方を追及することで自然にできるものだ。
若者向けビジネス書で有名な瀧本哲史さんの作品。
「僕は君たちに武器を配りたい」など僕も著者の本はすべて読みました(・◇・)
そして2013年冬に新作が出たので楽しみにしていたのですが…
少々手を抜きましたか先生(゜∇゜)
瀧本さんは京都大学の客員准教授だから
正直、どうでもいいとこを深く掘り下げすぎだと思う。
「七人の侍」「バングラデシュのドラゴン桜」など例えの部分がやたら細かい。
主張の説得力を増すためには例えがを入れるのは必須だけど、
どうでもいい情報が合間合間に入りすぎな感じがする…
そしてタイトルから予想通りな結論。
仲間というのは当初の目的を達成し、
お互いに必要とする時期が終われば離れるのが自然。いつまでも仲間意識を持ち、
「仲良しごっこ」を続ける関係には意味がないのだ。
漫画「ワンピース」のような仲間なんて弱い、
海賊として生き残るという目的だけに集ったチームは強いと…
うーん、この結論に至るまでの300Pは寄り道だらけな本に感じた( ,,゜θ゜)
ただ寄り道の中で納得な主張とはいくつか出逢っています。
・ノマドは強者にのみ許されたスタイル
・ロマンを語るには周りの共感が必要
・「三丁目の夕日」の世界を美化しない。貧困で辛い時代だった。
・誰からも好かれる八方美人に意味はない。
本当に求めている人から相手にされなくなる。
どうでもいい情報が深いと文句を言っていましたが、
高度経済成長期の話は興味深かったです。
その部分については僕の関心分野を広げることができました。
是非、紹介されていた本を読みたいと思います(^ω^)
これまでの作品がよかった分、期待しすぎたかな…
それでも次回作も期待して待っています(・∀・)
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