もし僕が20歳なら、15歳なら…
○MYベストシーン
基本的な部分のクオリティ、
つまり最低限のクオリティアップはとても重要
そのクオリティが高いだけでも社会人として評価されます。
○概要や手に取った経緯
著者は「暮らしの手帖」編集長である松浦弥太郎さん。
暮らしや仕事における、楽しさや豊かさ、学びなどを執筆されているそうです。
ジュンク堂のランキングで見かけたのがきっかけです。
現在、22歳の僕(゜∇゜)
なにか参考になる部分はないかと手に取ってみました。
○3つの原則
①世の中の多くの人は、いつも誰かを探している
②人はいつも、自分を助けてくれるものを探している
③収入とは、人に与えた感動の質量に比例するもの
自分が予想もしないところで、誰かが自分を見てくれている。
そして結局、自分を助けてくれる者を探してお金と時間を使う。
そこから他者に感動を与えることができ、お金が貰える。
単純な原則ですがしっかり頭に入れておきたいポイントです。
○取捨選択が大切
情報や道具、人とのやりとりでも、
できるだけいいものを選びたいと思う。
そのためには、選ぶ訓練、
自分が何に感動するのか記録するのがいい。
わざわざ選ぶというプロセスを踏む。
好きなことを深堀りしていく。
ミニマリストを目指す僕はこの一文に共感。
僕はこのホームページ内で好きなモノの記録を行っています。
そのデータベースから自分の好きなものを見つけようとしています。
好きかも知れないという気持ちを大切に、
表面的だけでなく深く掘り、おもしろいものを見つけたいです(σ゚∀゚)σ
○やりたくないことはなにか?
「君はどうしたい?何がやりたいの?」
聞かれても、なかなか分からないものだ。
そんなときに答えを探す手がかりとして、
逆に何がしたくないか、を考える。
この逆転の発想はアリだなと感じました。
例えば僕がぱっと思いついたのは「黒く染まらない」こと。
まぁ、重犯罪を起こさないという当たり前のことだね( ,,゜θ゜)。
そんな当たり前な部分からでも考え始められる。
そこからを絞り込んでいけのだろうね。
○もし経営者なら、もし大統領なら…
「もし」の視点から想像する習慣。
今なにが必要か、あるいは問題点や新しい価値が見えてくる。
ただ現状の位置で物事を考えるのではなく、
別の視点から物事を考えることは重要。
自分を客観視し、バーチャルな冒険に出るのはアリかなと感じました。
○むれない生き方
孤独とは、生きるうえでの最低条件。
人と一緒にではなく、
実績や結果を自分ひとりで一生懸命に積み重ねる。
人と群れるのは確かに不自由なことになる。それはよく解る。
ただ他人とツルむことは百害あって一利なしは言い過ぎな気がする。
他者と共有することで見えることもあるし、
依存しすぎなければプラスなことは多いと思う。
質問や行動で依存的な人には注意だけど
結局はバランスなのではないかと感じましたね。
○総評
Cランク
若者にとって心得たい部分が多い内容だったと感じます。
しかし著者の考え方が
少しお花畑すぎると感じることが多かった。
みんな自分を見ているからスカウトが来るとか夢見すぎな気がする。
著者の成功体験を元にした部分が多いからか、
今の25歳の考え方、行動とは少しブレてるかな…
3hくらいでサラっと読める一冊。
それにしても表紙が奇抜すぎる。
なんとなく手に取ってしまうよね(゚Д゚)
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