〇MYベストシーン
時には別離が必要なんですわよ。
互いがアレルギーにならないために。
二人の絆を確かめるために。
〇少しだけ業と卒の感想
アニメ、ひぐらしのなく頃に 卒より。
前シーズンの業に続き、ひぐらし完全新作のアニメ。
あまりネタバレせずにフワっと書くつもりだけど…
ひぐらしの続編は無茶苦茶になるのが当たり前だった
パチスロアニメのアウトブレイク。
ゲームの奉でさらに追加されたアウトブレイク~神姦し編~。
この2作品当たりで気付くべきだったのだよ。
1000時間以上をひぐらしに注いだボクというヤツは。
ひぐらしは続けば…続くほど…
本編からかけ離れた別作品になるのだと!
というわけで「業と卒」についてだけど…
ひぐらしをモチーフにした別作品を今回も見ていた。
という自分騙し編ルートに突入しておいた。
ひぐらし本編を知らないと本作は訳が分からない。
故に業と卒はひぐらしをある程度は知っている人向けだ。
そして知っていれば…ひぐらしが好きであるほど…
無茶苦茶すぎて低評価になってしまうのは仕方がないかなと思う作品だった。
〇妥協なんてしないんだから。
ひぐらしっぽい別モノ宣言したひぐらし卒。
そんな作品だけどボクの中で評価も低いかと言うと…
終幕のオチ、決別エンドはかなり好きッ!
梨花と沙都子、この二人の関係が本作の元凶。
ずっと一緒にいたい
それは二人にとって共通の想いだった。
しかし「ただずっと一緒にいたい」という前提が二人にはなかった。
一緒にはいたいけれど、それとは別に譲れないモノがある。
片方が妥協し、ただ一緒にいるという選択ができればそれだけの話。
しかし妥協した側は押し付けられ選択をしたというしこりが残る。
誰だって幸せになる権利がある。 難しいのはその享受。
ましてやその生活が上手くいかなければ致命的な関係の悪化となる。
誰だって幸せになる権利がある。 難しいのはその履行。
そして相手に譲るべきではなかったという想いが憎悪となる。
私だって幸せになる権利がある。 難しいのはその妥協。
本編、祭囃し編のオープニングの詩を思い起こしてしまう。
そしてこういう構図でパッと思い浮かぶのが離婚。
異動や転職、ずっと一緒にいたくても環境が大きく変わることもある。
相手がただ一緒ついてきてくれれば良い。
しかし片方が何かを犠牲にし、無理してついて来た場合。
関係がこじれて離婚しちゃうよなーと思ってしまう。
それなら単身赴任…別離という道も必要。
ただ一緒にいることだけが定めではないとお互いに思えるか…
うーん。そこまで相手を思いやれる自信が今のボクにはない…
だからこそ今作の決別エンドは評価したい。
やっぱり妥協って難しいと言わざるを得ないのだ。
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