–明日のむこうに視える風–
○MYベストシーン
世の中には忘れてしまった方がいいことが沢山ある。
でも、僕は覚えていようと思う。それは全部、僕だから。
忘れてしまうよりは、過ちを知って悔やむ方がずっと良い。
知らなければ手に入らないし、次に何かを失うときに、
無くさないようにすることも我慢することも出来ないでしょ?
○トロフィー回収率が悪いと思ったんだ…
PSvita版のるいは智を呼ぶをクリアしたのだが、
なぜかトロフィー回収率が悪い…
別の分岐がまだあるのかと再びゲームを起動してみて…
驚愕したッ!
FD(ファンディスク)が追加されているッ!
分割商法にしなかったその心意気はよしッ!
有料DLによるシナリオ追加でもない完全版はありがたいッ!
分割しても売れないと判断したんだろうな
しかしなぁ…
まだこのクセの強いテキストが続くのかという徒労感はあった…
○ファンディスクらしい序盤
序盤はファンディスクらしいファンサービス強め。
みんなでゲームしたり、バンドをやってみたり、旅行したりッ!
本編に平和な日常があまり描かれていないため
呪いのことを忘れて楽しむ姿は新鮮だった。
そして何より…
花鶏さんが楽しそうで何よりです(^ω^)
○FDでイジメ問題だとッ…
しかしクセの強さこそ「るい智」の真骨頂ッ!
女の子(!?)達のキャハウフフな日常だけでは終わらないッ!
お上品学園のねちこい裏側を描くッ!
FDでいじめ問題を取り上げるッ!
僕が口だけの優等生かどうか、教えてあげる
智さんのブチぎれが見れるというファンサービスッ!
本編の学園パートにも登場していた冬篠 宮和
呪いは持たず、物語の確信部分に関しては完全ノータッチのキャラ。
しかし学園内で智が友人として付き合っている。
呪いを踏むリスク回避のため孤立しようとした智に対して
学園内最強の和久津智ストーカーとして全く離れなかったからだ。
リスク回避の点では宮和を切り捨てるべきだ。
ましてやいじめにあうという目立つ友人ならなおさら。
想いを抑えつけたり、自分に嘘をついたり、
そこまでして何かを守っていく生き方は…
やっぱり寂しいんだ
しかし気付いたら勝手に背負い込んでいるものが友人。
「呪い持ち」と「普通の人」との関係を描く宮和ルート。
本編とは違う角度から呪いを絡めてくるのは流石であるッ!
○FDで共犯だとッ…
本編の最終シナリオ、呪いを解くルート
そのルートでどう足掻いても救えないのが才野原 惠
イケメンであるがこの子は女の子だッ!
そして彼女が絡むイベントはとにかく血生臭い
殺人をしないと生きていけない呪われた運命。
そして呪いによって生かされているという激重設定。
そんな彼女を救うルートは当然…
共犯者ルートだッ!
これも智さんのファンサービスだッ!
本編では救えないキャラへのファンサービスを忘れない。
全く救われていないBADエンドだが、このIFシナリオはFDらしく良かったりもする。
○総評
Aランク
「るいは智を呼ぶ」という作品をひっくるめて、
本編とFDセットでこの評価という部分もある。
とゆうのもコレは完全に続編だ。
序盤はFDらしい日常パートなのに、3人のヒロインルートは本編並み。
(紹介しなかったが尹 央輝ルートも存在する)
軽いFDレベルではなかったな。
3人とも本編とは違う形で呪いを絡めてきており、続編として面白かった。
クセの強い作品で初プレイは4時間で折れたのだが…
最後までプレイすることができて本当によかったと思っている。
ただひとつ心配になること…
女装男子モノに心惹かれていないかだ(゜∇゜)
クセの強い作品は本編レビューで何度も書いたからなッ!
自己責任でプレイするようにッ!
コメント