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アルジャーノンに花束を

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知ることで気付いてしまう痛み

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○MYベストシーン

アルジャーノンに花束をダニエル・キイス

アダムとイブが知恵の木の実を食べたのは悪いことだった。
欲望や恥を学んだのはいけないことだった。

○名作に花束を…

ユースケ・サンタマリア主演でドラマ化もしている当作品。
ダニエル・キイス著作。アルジャーノンに花束をです。

重度の知的障害者であるチャーリー・ゴードンによる
経過報告書形式で物語が進みます。
ですので序盤は稚拙な小学生の作文のようで読みずらいと思います。

しかし白雉のチャーリー脳を刺激する手術を受けて、数ヶ月で天才となっていきます。

日記形式だからこそチャーリーの考え方が大きく変わっていくことが面白い(`・ω・´)
今まで覚えることのできなかった物事を理解しスポンジのように吸収していくのですが、
それと同時に周りの人間に対する感じ方についてが僕的にグサッとくる( ,,゜θ゜)

実はこの作品は今回が二回目の読破なんですが、
この本をもう一度読みたいと思ったきっかけは、池上彰さん
なぜ勉強をするのか?について、
人間になる為という答えを出していて衝撃を受けたからです。

人は何かを学び、経験して初めて人格を形成していく。
しかしそれとともに、今まで感じなかった人間のエゴや恥に気付いてしまうんですね…

今までは笑われていること、哀れに思われて優しくされることは
「みんな僕のことが好きだから」と信じて疑わず、
頭の悪い自分が常に一番悪いから嫌われないように行動をする。

そうしていれば、みんな僕の友達で一緒に笑ってくれる。
僕のことが好きでちょっかいをしているだけで、イジワルではないんだ!と思える。

自分を守る為にピエロになっていた
僕にはこのテーマは本当に重いし共感してしまう

イジられキャラとして自分の立場を守ってきたチキンなんっス(;∇;)/~
自分がバカやって周りを笑わして好かれたいって気持ちが本当に分かる。

ただ僕のほうは恥やどう思われるか計算していただけに本当のピエロだな

僕は自ら道化芝居をしていたが、チャーリーは周りによってピエロとして使われていた。
そこは僕とチャーリーの大きな違いだけど、チャーリーは急速な知的向上によって
人間としてのプライドを尊重して生きようとしました。

僕はプライド低いタイプだからなー
300円くれたら靴舐めるのでくださーいv(´∀`*v)

僕もこれから先、経験を重ねることによって
プライドを大切にしたいと思うことができるだろうか…

今でも僕のモットーは、
真面目にふざけるのピエロ作戦のままなんだがな

頭のいい人は嫌味なヤツが多いとよくいいますが、

僕みたいなピエロを見ていりゃそりゃ鼻で笑われてしまうよねー(・◇・)

だけど、恥を感じずに居心地のいい場所を守り続けるというのも僕は悪いことではないと感じるな……

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この記事を書いた人

2011年から大好きなゲームから旅行に読書などを雑に記録。チラシの裏にでも書いておけな記事が多い。

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