二つの伝説の始まり
○MYベストシーン
男がいったんゲンコツこしらえたらそのケジメはとるもんや
それにケジメの付け方はケンカだけやない。
ケジメ…つけてくれや。俺のためにも
○引き込まれる世界観が◎
最新作、6が発表されているセガの人気タイトル。龍が如く
1の発売から10年も経つシリーズ作品…
ご新規ユーザーさんお断りに感じてしまう長寿タイトル…
だが本作は1よりもさらに前の話を描いており、
シリーズ初プレイのボクもすんなり入れた。
とにかく舞台となるバブル期日本の再現っぷりがスゴイっ!
ボクが経験することのなかったイケイケな日本を体験することができた。
そしてメインシナリオにも引き込まれるッ!
金、女、暴力
このシンプルな3本柱で物語が進んでいくのだが
いろいろな人物達の利権と思惑が絡み面白かったッ!
とくにキャバレー支配人を勤める元極道、真島吾朗
「誰よりも楽しく、誰よりも狂った生き方」
彼のこの志。その原点が本作の事件となる。
シリーズ初プレイのボク。
真島がどんな生き様を見せるのか見たくて仕方がないッ!
(こりゃ来年発売の1リメイクの極をプレイするっきゃないッ!)
さらに絶妙なのがシナリオ構成ッ!
全17章で構成されており1章2時間くらいでクリアできる。
この章の長さは社畜のボクとしては絶妙であった。
毎日、一章ずつゲームをプレイするという楽しみをくれた作品であった。
どれだけ退社時間の18時を心待ちにしたことかッ!
○信念の漢ッ!久瀬大作が◎
当作品は極道モノ。
漢の中の漢が集う当作品で極道極めていたキャラが一人…
桐生編でなんと5回も戦うことになる久瀬大作
もはや「またお前かッ!」というキャラだが…
喧嘩は負けを認めるまで負けじゃない
ただひたすらに真っ直ぐな漢ッ!
もはやアッパレなキャラで大好きであるッ!
○本シナリオとサブとのギャップ◎
本シナリオ以外に用意されている100のサブストーリー
ひとつひとつはかなり短いし、数の水増しもある…
だがこのサブストーリーが面白いッ!
うさんくさい宗教団体への潜入調査からなぜかピザ配達まで…
本シナリオがガチな極道モノだったのに対して
くだらないすぎるサブストーリーとのギャップが最高ッ!
そして本シナリオでは真面目な桐生や真島だが
あらゆる場所でノリノリなのが最高でしたッ!
(ギャップって大切だと実感したぜッ!)
○セガのギャグセンス◎
罪を償って、戻ってきたら…
今度は一緒に、テレクラでも行こうぜ。
正直、セガゲーのプレイ経験は少ないんだけど
この会社のギャグセンスは光っている!
「RENT A HERO」「きみ死ね」などのようなB級なギャグの数々…
一級ではないッ!だがそれがイイっ(゚∀゚)!
クセになるシュールな笑いに関しては流石セガである。
あとセガのゲームは料理のレパートリーがムダに多い件
○総評
Sランク
何度も言うが龍が如くシリーズ初プレイのボク。
こんなにも面白い作品だったのかと脱帽。
ただ戦闘システムは正直、PS2並みでモッサリしている。
爽快感はない。だがそれ以上によくできているシナリオの数々。
メインもサブシナリオも。そしてミニゲームに関しても。
とにかく引き込まれる作品であった。
来年発売の龍が如く極
すごく楽しみであるッ!
そしてナンバリング作も順に遊んでみたいと思う。
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