その一発の銃声が、帝国の運命を変えた。
○MYベストシーン
守っていたはずなのに…守られていたんだな…
人が人に影響を与え、支え合いお互いがお互いを生かし合う…
力以前に、そんな当たり前のことすら分かっていなかった…
○離れ離れになったラウラと再会するために…
私はⅦ組の…そなたの剣としてこの力を振るうと誓った。
こうして再び会える日まで、決して折れることはないと。
前作でラウラ達の活躍によって生かされた主人公、リイン。
ボクはラウラに再会するためにプレイを開始ッ(゚∀゚)
○仲間を探しなんだかんだでヴァリマール
あんな不甲斐ない俺を守ってくれて…
信じてくれて…本当に感謝している。
序章の流れは仲間と再会することが目的
前作が単調な学校内での実習の繰り返しだったのに対し、
今作はリインの意志で旅に出るという王道な流れとなる。
前作はストーリーは良かったのだがダレやすい流れだった…
なので改善されて良かったと思っていたのだが…
逆にストーリーでダレやすくなった(‘A`)
仲間と再会→仲間の身内の危機→救う→なんやかんやでヴァリマール
この流れの繰り返しであった…
士官学生として自分達にできることを優先する
内戦状況でそうなるのは分かるんだけど少しつまらない…
今作はストーリーが単調な流れになってしまったと感じる…
○貴族側がクズすぎて敵組織の立ち位置が…
内戦状況なのでいろいろな組織や団が入り乱れるのだが…
圧倒的に貴族連合トップがクズすぎるッ!
前作の敵組織であった帝国解放戦線が圧倒的にかすむ…
さらに帝国解放戦線のメンバーと交流する機会もあり、
前作の敵キャラ達の内情を知ることができる…
貴族連合に雇われているので何度も敵対することにはなるが、
敵対する理由が不明確で憎めない組織となってしまった…
○キャッチコピー…エッ
当作品のキャッチコピー、その一発の銃声が、帝国の運命を変えた
内戦のきっかけであり、リイン達の日常を吹き飛ばした大事件…
だというのに…
すべてが無になる(‘A`)
アンタに一矢も報いられず…!
あいつがした事が!
この内戦はいったいなんだったというのか…
帝国解放戦線が魅力的なヤツで構成されていただけにモヤモヤする…
本当に…すべてがムダだったというのか…
○敵HPが半分減ったら全力で叩かないと死ぬッ!
前作は対人より魔獣とのボス戦が多かった。
しかし今作は帝国解放戦線メンバーとのボス戦が多い…
そして敵Sクラフトが強すぎるッ( ;∀;)!
HP全快で装備も揃えているのに一撃でやられるッ!
コチラも鬼のチカラ、オーバーライズなどの
チートなシステムや能力を得たが少しヒドイ…
さらにボス魔獣に関してもHP回復、攻撃・防御UP持ちだらけ…
故にボス戦には理不尽さを感じてしまうのだ…
○RPGとして移動手段は重要
前作はイベントシーンでしか登場しない動力バイク
しかし当作ではフィールド内で自由に乗ることが可能となった。
ほぼ一直線の移動しかできず、操作に難はあるもののコレはうれしい。
RPGとしてフィールド移動が改善されているのは良いことだと感じた。
(馬も自由に呼び出せるのもなかなか良いッ)
○総評
最終章までのクリアでの評価。
(外伝は零の奇跡を未クリアなので…)
Bランク
世という言葉をどう捉えるのか。
何をもって礎たる資格を持つのか。
そう問われた時、今の君たちならば…
それぞれ心に思うこともあるだろう。
だが礎とは決して犠牲と同じ意味ではない。
共に歩んでいく道を切り開き、踏み固める事であると
仲間を探し、未熟な自分達にできることをやる
Ⅶ組以外にも士官学院生が続々と集うのには胸が高まった。
だが結局はすべてが無となるモヤモヤエンド…
前作よりキリの良い終わり方だったのだが
結局は閃の軌跡Ⅲへと続きそうな感じ…
プレイ後にあまり達成感がないのに不満を覚えてしまう…
(ラウラに再会できた時点で達成感は十分にあったのだがな)
○松来さんのクレア大尉が大好きです
最後に鉄道憲兵隊所属の一人のキャラに注目したい。
氷の乙女(アイスメイデン)と呼ばれるクレア憲兵大尉
当作品のPTキャラで貴重な年上の姉キャラとして活躍ッ。
(そして彼女から貰える装備品は最強で大変お世話になった)
そんな彼女の声優をされた松来 未祐さんが
38歳という若さで息を引き取られました。
あんまり声優さんには詳しくないのだが
クレア大尉は年上の包容力ある女性という感じの声に癒された。
本当にキャラと声優さんが合っていたと感じる。
それ故に松来さんによるクレア大尉が
今後は登場しないというのは非常に残念である。
遅ればせながら心から、ご冥福をお祈りいたします。
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