絶望の城
○MYベストシーン
リスクを恐れ動かないなんていうのは
年金と貯金が頼りの老人のすることだぜ。
これまでの人生で築いた「何か」を守る手。
しかし持たざる者…若者は…
掴みにいかなきゃダメだっ…!
掴めっ!組んだ腕を解き…掴むんだっ…!
○金は命よりも重い
カイジシリーズ2章の絶望の城。
その中から5巻~8巻に収録された、
決死の勝負「鉄骨渡り」の一部シーンを抜粋。
人は存在する限り、際限なく金を奪い合っていく…
それが生きるということ…!好む好まざるにかかわらず人は…
金を得るためにその時間…人生の多くを使っている。自分の存在そのものを「金」に替えているんだ。
その本質を多くの者が見失ってるだけ…
利根川の正論にグゥの音もでねぇ…
命を薄めて手に入るのが金。
さらに大金となれば命を張る以外ないっ…
ただリスクをいかに分散し、責任持てるかが大切だけどね…
○一生迷ってろ…そして失い続けるんだ貴重な機会を…!
「もう少し待ってくれ」…話にならぬクズ…!
世間はお前らの母親ではない。
お前らクズの決心をいつまでも待ったりはせん…!
「待ってくれ!」
僕も何度言ったか分からない言葉だ( ,,゜θ゜)
決断の連続こそが人生。
その決断が正しいのか悪手だったのかはしてみないと分からない…
それでもチャンスは一瞬しか訪れてくれない。
厳しい現実の本質を見抜いた一喝で好きなシーンです。
○とことん真剣になれぬ病
自分の空想と現実をごちゃまぜにする甘ったれだ…
命がけの勝負。敗北は死と伝えているのに…
連中はそれを自分の都合で勝手にねじ曲げる…いつもどんな時も現実は奴らにとって仮。
つまり偽物…現実が本当のはずがないと思い込みたい…
人を殺してもリアルに感じられない。
気が変わればリセットできる…
この感覚って人間少なからず持っている気がする。
ストーカー関係の殺人事件などを見ていると特に…
現実、リアルな世界で生きている…
その当然なことに気付き、真に覚醒して生きるか…
この「真剣に生きる」って難しいけど重要な要素ですよね…
○理解を望んではいけない…!!
心は理解されない…伝わらない…
伝わったような気になることもあるが…
ただこっちで勝手に相手の心を分かったと想像してるだけ。時に…当の本人ですら迷い込む。
理解を…愛情を求めている…
世界に57億の民がいるなら、57億の孤独があり、
その全てが癒されぬまま死ぬ…孤独のまま消えてゆく…!
いくら熱心に自分が伝えても必ず相手に届くとは限らない。
返事があったとしてもどこまで理解してくれたのかも分からない。
身勝手な期待はしてはならない!
ただ伝えるだけ。相手の心にまで届いたと感じるのは慢心。
この人間関係の捉え方が仏教的な考え方で好きです。
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