空白なら何者にもなれる
○MYベストシーン
空白にだって、何らかのアクションは必要なんだ。
文字通り何もない空間なんて、宇宙にだって存在しない。
そこには必ず、何かががあるんだ。
○駒子シリーズ三作品目
女子大生の入江駒子シリーズの第三作品です(^ω^)
前作の「魔法飛行」の一ヵ月後が舞台となる当作品。
しかし今作ではシリーズものではありますがいままでと違う作品構成。
本作はスペースとバック・スペースの二部構成。
そして「スペース」では、物語の大部分が手紙部分。
「バック・スペース」はその手紙での
空白部分を埋めるストーリー
同じシリーズってテンプレ化して、マンネリ化しますから( ,,゜θ゜)
今回も構成が変わっていて新鮮な気持ちで読めました(´∀`)
今作で一番好きな表現は、
バック・スペースキーでなかったことにするという部分。
これまでしでかしたこと、やらかした結果の数々があるけど、
少しぐらい後戻りしてもいい。
一度打ち込んだ文字を消してまったく別な新たな文字を打ち込む。
回り道も全部が今の僕に必要ってね。
そうこうしてるうちに正しい場所を見つけていきたいっス(´・ω・`)
まぁ言い訳のクセになると
ヤバイがな(゜∇゜)
目標あって驀進する人には呆れられるよなー
今作で発刊済みの駒子シリーズはおしまい(2013年)
ただ2013年6月に待望の「ささらシリーズ」に完結作が発売。
まだ新作の希望はあるのかな(・◇・)?
今作のエピローグの手紙では、短大を卒業したみたいだからね。
加納先生のもとで空白部分が描かれるのか…
それとも読者の想像のもと空白部分を埋めるのか
どちらにせよ、僕にとって駒子シリーズ大好きです(^ω^)
次はささらシリーズを読み返しますv(´∀`*v)
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