何もまもれなかった一章
○空白の7年間で変わった関係…
ソフィーの死から7年
しかしあの事件から変わったのはアスベルだけではない。
アスベルの幼馴染みであるシェリア・バーンズ
病弱な体質で7年前の事件時では死亡用キャラかとハラハラしたッ!
しかし7年後には病弱だった体もすっかり健康体に。
よかった…シェリア。本当に良かった…
マジで死ぬとしか思えないプロローグだったからな
ただしすっかり余所余所しい関係に…
故郷のラント領がピンチだと業務的な話しかしないシェリア。
シェリアの想いを無視しあの事件後、
すぐに王都へ出て行ってしまったアスベル。
シェリアが大変ご立腹なのは分かるッ!
しかし久しぶりに再会した幼馴染みが
この態度なのはいたたまれないものだ…
○ただのそっくりさん説もある
故郷のピンチを救うべくラント領へ出向いたアスベル
しかし敵の強力な兵器になすすべなく不利な闘いが続く…
そんなアスベルを救ったのが…
突如、ソフィーのそっくりさんが出現
現段階では全くの謎現象
7年前と同じく記憶喪失なので同じソフィーなのか不明…
複数人いるのか…そもそも人間なのか…
ソフィーの存在こそ当作品の肝となりそうなので楽しみである。
○夜襲っていうのはどうかな?
ソフィーのそっくりさんと再会し、ピンチを凌いだアスベル
しかし依然として緊張状態が続くラント領…
ラント領主の息子、アスベル。
父なきいまアスベルが故郷をまもるために提案したのは…
夜襲っていうのはどうかな?
(クルス先輩チーッス)
本作の主人公は夜襲を仕掛ける系ッ!
全く持って理に適った戦術ッ!
しかも洞窟経由の裏側突破という隙のなさッ!
あまりにも完璧な提案。
そうボクも思っていた…
しかし敵地はもぬけの殻ッ!
逆に夜襲を仕掛けられたアスベル
さらに敵は真正面からという裏のかかれっぷり…
これには総ずっこけっすは(゚Д゚)
7年間騎士団で培ったものが全く通用しない…
ここまで上手くいかない展開にはビックリである。
○弟からのフルボッコ
アスベルの案が裏目にでて大ピンチなラント領。
しかし戻ってみると敵軍と交戦する…
弟のヒューバートの姿がッ!
あの事件の後、隣国ストラタ共和国のオズウェル家に養子に出されたヒューバート。
7年間でストラタ軍の少佐に上り詰めていた。
幼年期は気弱でアスベルのあとをついて回っていた子が…
家を捨てた人間がいまさら領主面ですか。
これからはぼくが進駐軍総督として政務全般を取り仕切ります。
ラントから出て行っていただきましょうか
色んな恨みによって兄をフルボッコにッ!
実の弟に無能扱いされて追い出される主人公。
せつない…あまりにせつなすぎる展開に胸が痛い…
○刹那五月雨撃ち
7年間で強くなったと自負していたアスベル。
しかし故郷の危機に何もできなかったことで心折れる…
何ひとつできやしないんだ!
俺は…!あの頃も…今も…!
おもいっきり出鼻を折られた第一章
7年の歳月を重ねたのにこの上手くいかなさは異常…
ただものすごく引き込まれた第一章であったッ!
再幼馴染からは冷たく扱われ、実の弟からはフルボッコ…
これからどうやって関係を修復していくのか見物である。
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