母親の愛と亡くなった夫の愛
○MYベストシーン
この世と、あの世の狭間から届けられた…
ユウスケは、世界一小さなメッセンジャーだ
加納先生のささらシリーズ一作品目(σ゚∀゚)σ
二作品目のてるてるあしたより少し前のお話。
次回作のてるてるは主人公にスポットが当たっていました。
しかしてるてるを先に読んだ僕としては、
てるてるのサブキャラ達にスポットをあてているのが面白い(^ω^)
(主人公はさやだが三婆、ギャルママの絡みが濃厚)
夫を突然の死によって失った主人公のさや
首も据わっていない赤ん坊と共にささらへとやってくる物語。
そして田舎町の人々との出会いによって傷を癒していく
少し違うな(゜∇゜)
さやはドがつくほどお人よしな女性。
あらゆることに人に流され、言われるがままな性格なのだ。
故によく人に騙されるタイプ。
子供を盗られると感じたからささらへ逃げてきた
そんなサヤを見かねて成仏しきれなかった、
亡き夫の幽霊が探偵役としてさやを手助けする。
そんなSF(少し不思議)なミステリ作品です(゚Д゚)
そしてサヤもささらでの出会いにより、
亡き夫と永遠の別れを迎えるまでに大きく成長していく。
本当にやさしい物語です(´∀`)
子を持つお母さんはやっぱり強くなるのだね
ただ切ないことばかりではない。
ささら三婆の皮肉合戦が面白すぎる(゚Д゚)
喧嘩するほど仲がいいといいますか 笑
あとてるてるでは厳格なお婆さんが、
今作では、かなり茶目っ気のあるお婆さんになっています。
作品をまたいで、子供の前と大人の前でギャップがあるのが面白い。
最後に加納先生の作品でよく見る予言〆はズルい 笑
その予言が成就したのかは読者の想像の中なのだが、
はずせるわけない(・◇・)
最終章「トワイライト・メッセンジャー」
この切なさと優しさの締めは必見(`・ω・´)
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