○MYベストシーン

でも、真実を見つけた人だけが、
その先の運命を選ぶ事ができるんだよ。
何が嘘で何が真実かわからないままだと、
何かを選ぶ事もできないし…
きっと、自分が選んだ事すらわからないままだと思う。

○世界観を一新したダンガンロンパ!??

希望ヶ峰学園のお話はアニメにて完結したダンガンロンパ。
本作は巨大な檻にかこまれた廃墟のような学園「才囚学園」でコロシアイを行う。

新しいダンガンロンパのお話が紡がれていくわけだが…

賛否の分かれる問題作となってしまった(｀・ω・´)

○楽しい学級裁判!?!

もちろん楽しいよ！
自分と無関係な人の生き死には最高の娯楽だもの。

世界観を一新したと言っても基本は同じコロシアイゲーム
殺人を犯したクロを指摘する学級裁判で真実を明らかにしていく。

この学級裁判、シリーズを通してどんどん面白くなってきている

１作目では答え合せの作業だったのが
２作目では推理を掻き乱され面白くなった。

そして本作では２作目の不満だった殺人の動機がしっかりしている。

まさかアイツが殺人を考えるとは思わなかったッ!!

という展開があったりで謎解き要素は面白い。

最後まで迷いに迷いお手つきの回数も多くなってしまった。
推理の難易度は絶妙であったと思う。

○熱い議論スクラム!?!

そして学級裁判を盛り上げた新要素の1つ、議論スクラム

学級裁判中に意見が真っ二つに分かれた場合に発生。
裁判場が変形し、二つの陣営に分かれて議論するチーム戦だ。

これすごいテンション上がるッ！(ﾟ∀ﾟ)

素直に面白い要素を取り入れてくれたと思った。

○シュールなモノクマ劇場!?!

つまり｢ありがとう｣には、
良くしてくれた事への感謝だけではなくて…
この先も良くしてねって、期待の意味も込められているんだ。
だから｢ありがとう｣って言えば言うほど、
周りの人間をたくさん利用する事ができるんだよ

シリーズを通して地味に楽しみにしているモノクマ劇場
本作にもちゃんとあって安心した。

シュールなブラックジョークの数々にクスりときてしまう。

○すべてを吹き飛ばした６章!??

素直に面白かったよ…ニューダンガンロンパ…

５章まではッ(‘A`)！

本作が賛否が分かれるのは６章の展開からなのだ。
ボクは６章の展開はどちらかというと｢賛成側｣である。

こんなブログを運営しているボクは当然、賛成的な部分が多いのだッ！
フィクションの力で人生ゲーム攻略中なのだから

ただ６章の展開が面白かったかと聞かれれば…NO!!

大好きなシリーズ作品でヒイキ目に見てても６章はつまらなかった。
はやく終わらないかなとさえ思ってしまった。

大好きなシリーズ作品なのにッ(ﾟДﾟ)！

出来の悪い学芸会の演劇を見ているような感覚

一生懸命盛り上げようとしているけれど、
プレイヤーの気持ちはすっかり冷めきってる感じだ…

５章までの出来が良いだけに本当にもったいないと思わざるを得ない…

○総評

Bランク

正直、シナリオ面に関してはスーパーダンガンロンパから下り坂が続く…

これだから男死は…！
自分の発言を持ち上げるとは…呆れますね！

本作は魅力的なキャラが多かっただけに
最後の結末に納得がいかないという気持ちが強い。

本当に５章までは面白かったのにドウシテコウナッターな作品。