政治を知ろう!
○MYベストシーン
政治は一人の政治家が出てきたからと大きく変わるものでない。
極端なことより、よりマシな政策を一つずつ積み上げていく。
政治をより良くしていくためには、それしかありません。
学べるニュースなどで人気の池上彰さん。
2013年の5月に出版されているので、7月の参議院選挙前の話がメイン。
アベノミクス、消費増税、憲法改正などを絡めて
今の政治の問題を解説。
僕は選挙が終わってかなり経ってから読んだのでかなりタイミング逃した間が… 笑
それでもやっぱり分かりやすい。
そしてなんと言っても…
若者よ、選挙に行こうず!(`・ω・´)
と思わせてくれます。
高齢者優遇な政策となるのはもはや言わずもがな…
しかし現在の政策では普通に結婚して子供を産むことが、
かなり若者の間でハードルが高くなってると感じちゃうよね。
政治家は国民から人気のない政策については、
あらゆることを先送りしたがる。
改革の成果が何十年掛けて出るものは、
政治家は引退してるからなおさら。
大胆な改革で反発を受け、当選できないことを恐れだす。
自分の政治生命をかけてまで改革運動をすることもないと先送りする。
出生率の低下なんてみんな大変な事態だって分かってる。
若い世代を守りたてて、子供を産み育てた政策がいいに決まっている。
けど財源もないし、政治に関心ないから先送りでいいやってなってるんだよね(‘A`)
若者に精神論を押し付けているのが今のご時世。
お金の面での育児支援がないと僕らは安心して子供なんて産めそうにないからな!
若者よ選挙に行くぞなもし!(`・ω・´)
あと憲法96条の意見については流石は池上さん。
納得な意見でした。
過半数で憲法改正ができるということは、
政権交代のたびに憲法改正ができるとも言える。
憲法改正のハードルを下げることは
最高権威である憲法の鍵を緩めること。
96条の憲法改正を緩めて憲法9条を変えるというのは、
裏口入学と同じ邪道だというのは本当に納得です。
うだうだ言わずに憲法9条を改正したいのなら、
現法に則ってやればいいのに…(‘A`)ヤレヤレダヨ
これからも政治に関心を持ち続けたいと思わせてくれる一冊でした(^ω^)
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