大切な家族だ
○MYベストシーン
驚きすぎだ。臆病な猫みたいだぜ。
まぁ、今のお前の方がわたしは好きだけどな。
○エリカSCが選べなかった…
痛みの秋をやり過ごし、ついに迎えた最後の季節…冬!
心待ちにしていたVITA版のFLOWERS冬篇
ボクがプラチナ評価を付けまくったシリーズの完結作だ。
そして遊び終え、この感動…すぐまとめたいッ!
そんな衝動に駆られてスクリーンショットを選んでいたのですが…
車いす少女、八重垣えりかのスクショを厳選しきれなかった…
というわけで彼女単体で記事を上げることにしたのだッ!
○蘇芳を焚きつけた少女
夏篇では主人公を務めた彼女。
彼女らしい憎まれ口で蘇芳を支えてきた…
基本的に口が悪く、天邪鬼な彼女。
…おい。誰にそんなくだらないことを言われた
しかし季節を巡り彼女と蘇芳には確かな友情ができていく。
蘇芳の成長にはえりかの存在はあまりにも大きい。
しかしそれはえりかにとってもだ。
春篇では馴染めない学園生活を送っていたえりか。
しかしそんな暗い日常を照らし共に歩いてくれたのが書痴仲間の蘇芳だった。
白羽、お前も正直に話して貰うぜ。
お前は自分の抱える事情に巻き込めない。
なんて女々しいことを考えているんだろうがな。
そんなものは今更なんだよ。
此処まできて、巻き込む巻き込まないもない。
映画館でラスト十分で席を立つ馬鹿がいるか?
そういうことだよ、なぁ?
お互いもちつもたれつな美しい友情
蘇芳のためなら骨を折るようなことも厭わない。
夏篇で本だけが友達だと言っていた彼女の成長劇も本当に美しいのだ…
○家族を臨んだ少女
初めはイヤな目だと、苛立つことに苛立った目だと思った。
昔の自分を観ているようで…
見つめる千鳥の目の奥にわたしは夏色の光を視た。
プールの底から空を見上げたときのような鋭くも輝く夏色の光。
夏篇まで人と接することを避けてきたえりか。
しかし夏篇で出会った少女、考崎 千鳥
…なんて言うか。
夢の中の情景を思い出す。
幸せな頃の夢さ
そして蘇芳と過ごす日々から素直な気持ちを告げるようになってくる…
春篇でも確かに人を思いやる部分はあった。天邪鬼だけど
しかし…
ウィリアム・シェイクスピアが言ったように
「臆病者は本当に死ぬまでに幾度も死ぬが、
勇者は一度しか死を経験しない」だよ。
わたしも正直こういうのは苦手だが…
嫌なことはさっさと済ませちまう方が佳い。
それに嫌なことばかりとは限らないぜ
季節を重ね、かつて聖母祭の前に贈った言葉にも重みが増す。
極めつけに名前でついに呼んでくれるデレっぷり!
そして上記のように家族だと認める素直っぷり。
あれは不運な事故だった。
わたしは気にしちゃいなかったが…
親父は自分を責めて、仕事ばかりで家に帰らなくなった。
わたしがこの話をしたのは故意でないことについて恨む理由なんてない。
不運ってのは誰の身にも起こりうるんだって事だ
家族との確執があり学園に来たえりか
しかしこの学園で家族と言える仲間達と出会うことができたのだ…
お互いに困ったときに素直に頼れる関係…
この二人の関係はシリーズ通して本当に美しいッ!
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