日本で生きるのはコストがかかる
○MYベストシーン
メディアを中心に作られている景気が良さそうな雰囲気。
世の中が浮かれているうちに、足元からぐずぐず崩れています。
前回のぐっちーさんの本当は凄い日本経済入門に続いて
正直、上の作品は手抜きな感じがして微妙でした(;・∀・)
しかし最新作の今作(2013年12月現在)はしっかり作りこまれていてよかった。
とゆうのも朝日新聞社の雑誌アエラで、
連載中の記事をまとめたのが本書。
前回の本は、有料メルマガをまとめたものだから内容が難しい。
お金を支払ってまでメルマガを読もうとする人達向けだからね。
これぐらいのことは知ってるでしょ?を前提で書かれているので、
僕の予備知識不足を感じざるを得なかった・゚・(ノ∀`)・゚・。
しかし今回は一般人向けの雑誌記事だから内容自体は優しい。
文体も簡単で、短くまとめてあり読みやすい(^ω^)
そして池上彰、押切もえなど多彩な人との対談もあり面白い。
特に押切もえとの対談は僕ら若い世代へ向けての話で参考になりました。
知識の差で財産が変わるには納得です。
TPPで独占状態だった保険業界に外資系の保険会社がかなり入る。
銀行貯金も変わり、金利の高い金融商品がどんどん入ってくる。
個々人の判断での選択肢が大きく増える。だまされる可能性も増える。
知識がないと選べない。
消費者としてのレベルを上げていかないといけない。
うーむ。
やはり僕ら若い世代が生きる日本はハードモードだ。
まさに長い下り坂。
昨日より今日、今日より明日が良くなる時代は終焉。
急激に下ることはなく、しかし上がることもない。
下がっているかわからない程度の長い下り坂を走らされているな…
自ら考え決断していかないと生きていけねぇや(‘A`)
マスコミの報道も足元にとんでもないトリックが潜んでいるしね。
○%も上昇したとかいいながら、実数と全体の規模を見てみると、
全然たいしたことなかったなんてよくある話だもんな
メディアが数字を使って僕らを惑わそうとしてくる。
おかしいと感じる直感と数字をしっかりつき合わせて判断していかねば
そしてアベノミクスに関する意見にも共感。
ただの期待に働きかける政策のひと言には納得です。
三本の矢の内の一つ金融緩和での楽観的ムード。
マスコミに刷り込まれた円安=好景気の到来ってイメージ。
残りの矢は前からやっていた公共事業、前から言い続けた成長戦略。
金融緩和の量が拡大しただけの昔の自民党政策。
目新しさなんてなんにもない政策。
それでもインフレや増税前の今の時期こそが、
消費が増えて景気は良くなっていると報道するマスコミ。
物価が高くなる前に消費しろ!ってお考えなんだろうね。
物価を上げれば国民は焦ってカネを使い、経済成長できると…
もうね…ひと言だよ…
アホかと(゜∇゜)
さとり世代の消極消費なめんなと 笑
金持ちの高齢者は僕らの代わりにドンドン消費できるだろうけどさ
デフレで底値を知っている僕らは「値段があがるかも」って推測で消費しない。
自分達が経験した黄金期の考え方。
それを無理やり当てはめようとしている感じがして仕方がない。
本当に日本で生きるって難しい!
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