まずはモノを減らし、定位置を決める
○MYベストシーン
片付けはじめたそのときから、人生のリットを迫られるのです。
片付けはたんなる手法であって、それ自体が目的ではありません。
本当の目的は、片づけたあと、どう生きるかにあるはずだと思いませんか。
○断捨離祭り実行委員会
断捨離関係で有名な近藤麻理恵さん著作。
通称、こんまり流のときめき片付け。
ベストセラー本なのでいつかは読みたいとチェックはしていました。
そしてミニマリズムをもう一度と思い…
断捨離祭りの前に手に取ってみた。
○モノ別に片付けよう
「今日はこの部屋を片付けよう」ではなく、
「今日は洋服」「明日は本類」というふうに、
「モノ」ごとに片付けを進めていくようにするのです。
つい今日はこの棚、この部屋を片付けようとしてしまう。
しかしまずはカテゴリー別に片付ける
自分は自分の持っているモノの量を把握していない
だから足りないと感じ、モノが増え続けてしまう。
まずモノ別に今あるモノを把握
カテゴリーに一気に選び、片づけを始めて行こうと思う。
○収納の前にまず捨てる
捨てる作業が終わるまでは、
収納について考えてはいけないのです。
片付けのコツは一気に、短期に、完璧に。
そして、「まずは捨てるを終わらせる」これが私の結論です。
片付けで必要な作業はまず捨てること。
先に収納場所を考えてしまうと捨てる手が止まってしまう
収納について思いをめぐらせるのは捨てるが終わってから。
この捨てる作業をやりとげてから収納ということを感がるようにしたい。
○手放すのは自分の一部ではない
たくさんのモノを抱え込んで捨てずに持っているからといって、
モノを大事にしているわけではありません。むしろ逆です。
自分がきちんと向き合える量に絞り込むことによって、
モノと自分との関係がいきいきしてくるのです。
モノを捨てたからと言って、これまでの経験やアイデンティティは消えない。
自分にとって大切なモノを選別する作業を通じて、
本当に何が好きで何を求めているのかを感じとることができる。
手放すことを自分の一部を消し去ることだと錯覚しないようにしたい。
○執着せずに今をみつめる
捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つ。
「過去に対する執着」と「未来に対する不安」の二つだけ。
この価値判断は人との付き合いや仕事の選び方など、
すべての選択基準に通じていることがわかりますでしょうか。
この価値観はつい持っしまいがちだなと思った。
ボクは過去執着の強いタイプだと自負している。
得たモノは自分の一部だと思い込み執着し、
成功体験があればそのやり方がベストと信じて疑わない。
しかしそれは今の自分を見ていない状態だ。
自分にとって必要なモノや求めているモノが見えていない。
だから不要なモノも必要に感じ、あらゆるモノに埋もれてしまう。
ひとつひとつのモノと向き合い、今の自分を軸に考える。
本当に今、必要としているモノなのかを選び抜く。
そうやって今の自分が選択したモノに情熱を注いでいきたい。
○総評
Aランク
読みやすく、著者の片付け失敗談はあるあるで共感しまくりでした。
そしてモノを捨てたいと思わせてくれる一冊。
片付けは思い立ったら、一気に、思いきって
ボクは今、新しい本棚を買おうと悩んでいた。
しかしまずその本棚に並べるゲームや本等を厳選。
そして自分が好きなゲームや本だけが並ぶ本棚を手にしたいと思う。
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