折れない柔軟な心を築く
○MYベストシーン
目指すは「強固な心」ではなく「柔軟な心」
「痛みを感じない強さ」ではなく「痛みに対応できるしなやかさ」
自力で回復する経験を積むことで、本当の自信が育まれるのです。
○概要やいきさつ
著者は田中ウルヴェ京さん。
シンクロでオリンピックに出ていた方で、
現在はメンタルトレーナーをされているようだ。
正直、なんとなく手に取ってみた。
それだけなのだ。
別にもう鬱なわけではない(゚Д゚)
○対処方法の準備
聞きたいことがあるけど、
周りが忙しそうで声をかけづらい。誰かの邪魔になると自分で
勝手に必要以上のストレスを作り出している。「そんなことも分からないのか?」「今忙しいから後にして」
イヤな思いをすることもある。
しかし心の準備をしていれば良い。最悪のことも含め、予測しておき、
対処方法を準備しストレスを緩和する。
ショックな出来事は心の準備をしていないから生じる。
「そんなことも分からないのか?」
→「申し訳ありません。ちゃんとメモをして同じことを繰り返さないようにします」
「今忙しいから後にして」
→「分かりました。何時頃ならお時間頂けますか?」
前もって準備し、テンプレートを作っておけばストレスは緩和できる。
全てを予測するのは難しいけど、大まかなものは前もって準備し、
フリーズしてしまわないようにせねば(`・ω・´)
○クレームは四種類
クレームだと感じてもまず落ち着く。
そしてクレームだと決め付けない。相手を敵だと思い込まない。
そして「相手の要望を正確に聞き取る」①状況を確認したい
②原因を報告してほしい
③今後の対応を知りたい
④気が済まないので文句が言いたい
クレームだと思い込むと、
すぐに嫌な思いをするんだとストレスを感じてしまう。
しかしクレームにもただ要望を言っているだけなら対応はできる。
相手の要望をまずはしっかり聞き取り、担当の人に正確に取り次ぐ。
そのことにだけ集中して、落ち着いて対処すれば問題ない。
そう思えば少しは気が楽になりそうだ。
○キャパ以上の仕事を頼まれたら上司に相談する
仕事を依頼してきた先輩や
上司に「相談する」というスタンス。①客観的な事実を伝える
②自分の気持ちや主観を伝える
③自分が思う解決策や受けたい支援内容を伝える
①「締め切りが○までのものが△件ある」
②「このまま独りよがりで仕事を抱えると、
結果的に誰に対してもご迷惑をおかけすると感じています」
③「できれば□の仕事を手伝っていただけると、
×が可能になるのですがいかがでしょうか?」
初めはうまくいかない。
しかし積み重ねてトレーニングしていけば、便利屋から脱却できる。
負担を集中させすぎないように断る勇気も持たないとね( ,,゜θ゜)
○正しさの証明が最優先でないことが多い
上司が指示したことをして怒られた。
こちらが正しいからと感情をぶちまけない。社会では「誰が正しいのか」といった、
「正しさの証明」が最優先なことはめったにない。自分の正しさを主張するより、
「言った言わないの問題」これをどうするかが大切。①事実を伝え ②自分の主観を伝え ③支援内容を伝える
①「大変失礼いたしました。
先週の指示は○とのことだと理解しておりました」
②「私はその指示に従ったつもりでいましたが、
今そうでないことがわかりました」
③「よろしければ、ご確認いただけますか?」
僕はまだ子供っぽい考えが強いからな…
自分が損したと勝手にストレスを抱えてしまいがちだからね。
一瞬のスッキリ感より、ムダなストレスは避け、
長い目での仕事のやりやすさを優先して考えれるようにならねば(-o-;)
そして中間報告をしっかりするクセも付けておこう…
○大事なことはゴールを決めること
悪口を耳にすると嫌な気持ちにはなります。
何はともあれ、まずは冷静に現状を分析することが大切。
そしてゴール、どういう状態が問題解決となるのかを決める。
相手に弁明したい、正直に誤りたい、終息させたいなど。ゴールを決め、それを達成するための行動を選んでいけばよい。
出口戦略をメンタルに応用したものですね。
自分ができる範囲で、気がすむ行動を考える。
まぁ悪口なんてこちらに非がないものなら
無視が一番だけどね(゜∇゜)
○総評
Bランク
昔、プロアスリートのメンタル調整本を数冊読みましたが、
新社会人前だからかこの本が一番参考になったと感じます。
読書ログ作ってなかったから忘れてる気もするが…
根性とかではなく、
ストレスに気付くというタイプだったのでためになりました。
コメント