〇言葉は意思、自分、力
また金曜ロードショーの罠にハマった!
千と千尋の神隠し
もう語り尽くされた名作だ。
今さらボクが語ることなんてないのだけれども…
たくさんのご質問、ありがとうございました。
Q:『千と千尋の神隠し』には幻のその後の物語があり、一部映画館でのみ上映されたという噂がありますが本当ですか?それともただの都市伝説でしょうか。— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 7, 2022
放送中にスタジオジブリが質問へ回答していくのはズルい!
シーンに合わせて見どころや制作秘話を踏まえた回答。
映画を見ながらタイムラインを追うのは見応えがあった。
何度も見ているので話しの流れやシーンを把握している。
だからこそできる楽しみ方だったなと思う。
千と千尋は雰囲気も良いし、キャラも魅力的。
なんど見ても面白いことは認めている。
しかし正直なところ…
千と千尋には納得していない部分がある!
まず千は10歳にして湯屋で働くことを決意する。
しかし普通なら泣きべそかいて早く家へ帰して欲しいと懇願すると思うのだ。
あとカオナシは大暴れしたのにシレっとパーティーインするし…
ラストのお父さんとお母さんはいないと見抜いたのか?
A:理由は定かではありませんが、ぜひ、宮﨑さんが大きな影響を受けた「クラバート」という児童文学を読んでみてください。
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 7, 2022
残念ながら今回の質問でもハッキリしなかった…
考察から理由を見つけることはできるのかも知れない。
ジブリ映画はメタファーが多いらしい。
理由にハシゴを掛けることはできるだろう。
しかし初めてみたのが小学生の頃だったからだろうな。
納得のいく理由を映画内で示されなかった…
それがずっとボクの中でつっかかってた気がする。
しかし改めて映画を見ながら。
映画外のタイムラインを読みながらそのつっかえが取れた気がした。
というのもラストのエンドロール中。
dボタンで宮崎監督の想いも読むことができた。
今日、あいまいになってしまった世の中というもの、
あいまいなくせに、浸食し食い尽くそうとする世の中を、
ファンタジーの形を借りて、くっきりと描き出すことが、この映画の主要な課題である。
現実がくっきりし、抜きさしならない時、本人も気づかなかった適応力や、
忍耐力が湧きだし、果断な判断力や行動力を発揮する生命を、
自分がかかえている事に気づくはずだ。
10歳で働かされるなんてあんまりだ!千が理不尽だ!
ちゃんと説明し、納得いく理由を要求するッ!
そんな事を言っていたら湯婆婆に消されている。
あいまいで理不尽な世界では通用しないのだ。
そういうもんかくらいで納得し、順応することが大切だなと思った。
海の彼方には♪ もう探さない♪
輝くものは♪ いつもここに♪
わたしのなかに♪ 見つけられたから♪
ララララララッ♪(ry
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