妄想は具現化される!
キモオタが、恋をするのはキモイ。
だからどうした?
キモくても、報われなくても、
この気持ちを、錯覚や妄想として片付けたくない。
○プレイ経緯
PSPの移植版が発売した時から気になっていた作品。
廃価格版がすぐに出るだろうと高を括っていたらまったく登場せず…
コープスパーティーも待ってるんだけどな…
5pbはPS関係ではベスト全然出してくれないね…
しかしに続いて、PS+フリープレイで遊びました。
本当にラッキーです(^ω^)
個人的な総評価ランクで言えば、
Cランクである。
○序盤は中心人物なのにニュースを見ている感覚
主人公は西條拓巳(タクミ)。
半引き篭もりネトゲ中毒者のオタク高校生。
この主人公設定が個人的にやっかいであった…
このゲームの核となる部分は連続狂気事件(ニュージェネレーションの狂気)だ。
序盤でタクミはこの事件の一つ、しかも犯行現場に遭遇したにもかかわらず、
リアルは非日常…故に僕は三次元など気にせずネットゲーム三昧だ!
物語の盛り上がる部分をタクミは中盤までまったく無関心を決め込む。
プレイヤーとしては一番気になるところが放置される。
タクミと事件が関わっていることを仄めかす部分が多いのに、
本人が関わろうとしないから序盤は正直つまらない(゜∇゜)
○これなんてエロゲ?
タクミは週に二度ほどしか学校に行かない。
オタクで友達もいず、学校では寝たふりばかりをする少年。
なのに急に女子フレンドが急増したでござる!
その理由は物語終盤で判明していくんだけど、
急なモテキの到来に僕はぽかーんとした(゚Д゚)
昨日まで知らなかった女の子が、翌日になると急に家に乗り込んでくるんだぜ?
そんなウラヤマシイとんでも交友が続き、望んでいたジャンルと違うなと感じた…
○狂気的事件は流石の5pb!
しかし終盤からの盛り上がりは流石。
そこにシビレ…(ry
各ヒロインの過去には怖さがあり、熱中できた。
恐怖の演出面ではシュタインズゲートの方が上かなと感じるけど、
事件概要のえぐさ、精神的拷問、人体実験など印象のキツイ言葉がグッと来る。
○土は 土に・幻は幻に
ただし妄想が現実化するという本作の根幹部分。
終盤のタクミは完全なチーターです(゜∇゜)
妄想で具現化した剣でのドンパチ
学園ファンタジーを見ているような気がした。
終盤で事件の核心部分に近づき面白くなってきたのに、
チートな事実が明らかになるにつれてどんどん違う方向へ進んでいく。
やっぱり僕にはコレジャナイ感があった…
○BGMや立ち絵がギャゲ
正直、プレイ前はキャラのイラストに抵抗がありました。
少しギャルゲやエロゲのようなイラストなんだもん…
イラストはプレイしていると気にならなくなったんだけど…
ヒロイン立ち絵のジョジョ立ちに違和感!
普通のポージングで良いのではないだろうか?
なんとなくオタクを狙った感があって少し抵抗を感じた…
BGMについては印象に残るものはなし。
どれも雰囲気が似たり寄ったり。感動曲もないな…
○総評
ロボノ、シュタゲに続いてプレイしたので少し新鮮味が薄れてきた感はある(゚Д゚)
シュタゲより期待を裏切る展開は多く面白かったのだが、
シリーズ経験的に黒幕はコイツが怪しい…と目星が付く。
犯人関係では驚きの部分はなかったかな…
それでも期待していた部分はあるのだ。
一番気になるなぜ狂気殺人事件が起こったのかだ。
この動機の部分こそ僕はこのゲームで求めていた部分。
しかし最終的にはチート能力の実験。
犯人グループの繋がりはトップだけが繋がっていただけ。
すべては大いなる野望で包まれていた!で済まされてしまった。
面白い設定なのに細部まで描ききれていなくて本当に残念という印象が強いです。
各ヒロインエンドはグロなど過激な過去などでイマイチ面白くなかった。
ひぐらしが好きな僕は最後に言っておく。
ただグロければいいってもんじゃないぞ(゚Д゚)!
過激な作品が好まれる時代だけど、
最終的には納得のハッピーエンドが見たいものだ…
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