金は失って当然。囚われずチャンスを掴め
○MYベストシーン
情熱こそが金持ちになる本当の秘訣だ。
大好きなことをすれば、お金はあとからついてくる。
○概要やいきさつ
著者はスティーブ・シーボルド
アメリカのコンサルタントを経験。
正直、日本人作家のこの手の本は読む気にならないのだけど、
翻訳されたという点から気になったので手に取ってみました。
もちろん金持ちも夢見て(゜∇゜)
○アイデアをお金に変えろ
貧乏になる男はお金の心配をして莫大なエネルギーを浪費している。
しかし、金持ちはつねにより豊かになることに意識を集中している。
残業をして時間をお金に変える。
ついサラリーマンやっているとこの考え方を持ってしまう。
学生の頃のバイトも自給制だったし…
長時間働くことが多くの時間を稼ぐ唯一の方法だという、
短絡的な思考から脱却する必要がありそうだ( ,,゜θ゜)
○チームの努力の対価として大金を稼ぐ
貧乏になる男は「自分の功績」を認めてもらうことに関心を寄せる。
金持ちになる男はチームに功績を譲り、全体の利益を優先する。
つい個人として自分を認めてもらおうと躍起になってしまう。
チームとして結果を出すことに集中することは大切だろう。
個人プレイすぎると自己満足とやっかみが付きまとうしね…
○打算と戦略的の違い
金持ちは自分を正直で戦略的だと考え、
財産を築きたいという願望を堂々と語る。お金に対して懐疑的な見方をする人々を無視し、
経済的自立と資産形成の道を歩む。
お金持ちって卑怯で打算的だという心理操作されているよね。
漫画やドラマなどフィクションの影響で…
それでも世の中の金持ちって正攻方で資産形成してきた人って多いのかも
株やFXだってレバレッジかけてリスクを覚悟したわけだし…
親のコネありボンボンは例外としてさ…
○金持ちの思考はシンプル
貧乏になる男が単純な問題を複雑にするのに対し、
金持ちになる男は複雑な問題を単純にする。彼らは問題を初歩的レベルにまで引き下げることで、
頭の固い学者が思いもよらない画期的な解決策を発見する。
重視するのは一つ。結果だけ。手段は関係がない。
シンプルな思考と決断基準を何度も試行錯誤しながら作り上げたいな。
○お金は有限の資源ではない
貧乏人はお金を稼ぐこと、貯めることは難しいと考える。
長年のマイナス信念からわずかな財産を築くのが精一杯だ。金持ちになる男はお金がアイデアから生まれることを理解し、
アイデアは無限にあるから稼げるお金も無限にあると考える。
これは確かにと思ってしまった。
つい貯金額からお金は有限だと感じてしまう。
しかしお金は簡単に発行されるただの紙キレだということを認識しておこう。
無限だと認識し、借金地獄になっちゃダメだが…
○自分で物事を解決していく
貧乏人が死の床について必ず後悔するのは、
思いきって自分の好きなことをすればよかったということだ。金持ちは自分で目標を設定し、ひたむきに努力してゲームに勝つこと
お金はあくまで目安となる道具にすぎない。
誰かに助けてもらおうという考えも捨てる。
ストイックに行動計画を立てることは重要。
でもそれを続けていくのが難しいのだ…(´Д`)
○総評
Bランク
全100節もあるボリューム感に期待していたのだが、
明らかに同じ内容の節がいくつかある。
完全な焼き直し文にガッカリである…(‘A`)
ただ小さな日本らしいお金持ちではなく、
スケールの大きい外国のお金持ちの考え方は新鮮だった。
具体的な部分はスカスカであるが、考え方の部分には納得。
ヤル気を上げてくれる一冊ではあったかな(σ゚∀゚)σ
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