圧倒的な展示数
○福山市松永はきもの資料館
青春18きっぷを使って旅へ…
兵庫県の播州赤穂駅から岡山駅…
そして岡山駅から広島県のJR「松永駅」へ…
福山駅から尾道の間にある駅。
正直、栄えている駅ではない…
しかしボクにとってこの旅の目的地
福山市松永はきもの資料館(あしあとスクエア)
福山市西部に位置する松永地域。
松永地域の産業を支えた下駄・い草・塩…
松永の原点となる伝統産業
人間と共に長い歴史を刻んできた下駄の他にも…
人と大地の接点であるはきもの
大地の上で生活するボクたちの基本となる物。
そのため足を保護し、仕事の能率を高める工夫も多い…
長い年月をかけ進化してきたはきものの数々…
そこに込められた人々の暮らしの知恵と工夫…
はきものはただのファッションだけでない
そう見直す良い機会となった。
その他にもスポーツ界で名を馳せた栄光のはきものも…
はきものを見て本当に面白いのかとボクも思っていたが…
なかなか興味深い展示で面白いッ!
○郷土玩具と世界の玩具
予想以上にはきもの資料が面白かったのは事実ッ!
しかしボクが訪れた目的としては…はきものはおまけ
お正月遊びの代名詞、羽子板や凧揚げ
各地に伝わる伝統的な玩具や人形の数々…
その圧倒的な展示数に童心が騒ぐッ!
日本の郷土玩具の他にも…世界の玩具も!
国ごとに特徴がかなり出ていて面白いッ!
そして上の青い目の人形(友情人形)
戦争前にアメリカから日本へ寄付された人形。
戦争が始まり多くが燃やされたそうだが人形を通して交流を深めていたという話は実に興味深かった。
そして国内最大コレクション数のカチナ人形(アメリカ)
ホピ族のお祭り(祈り)を込められた人形の数々。
それぞれカチナ(精霊)を模しているようだ。
人々のやすらぎを象徴する郷土人形の数々に圧倒された。
大満足な展示内容の数々であったッ!
○郷土玩具とフィギュア撮影
本館はフラッシュ禁止だが撮影はOK
訪れたのが閉店前の平日だったためにボク一人…
人の目を気にすることなくフィギュア撮影を楽しめたッ!
○岡本太郎作の足あと広場
資料館の閉店数分前に出てスルーしていた入り口の広場。
コチラも作品であり、作者は岡本太郎
足あと広場
そして広場には郷土玩具で遊ぶ子供達のモニュメント
「遊遊(松岡高則 作)」
資料館の中も外も見どころの多い場所で大満足であったッ!
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