ミトツダイラの覚悟!
○MYベストシーン
幼い時、うつぶせに丸まって、
小さな獣のように泣く癖がありましたわね。つまり嫌なことがあると…
外の世界を見ないようにして、安堵するんですのね。
○概要やいきさつ
アニメ二期を数回見終え、ついに手を出した原作。
上中下で2000Pオーバーの分厚さ(゚Д゚)
初のライトノベル作品だったのですが読み応えがありすぎるぜ…
それでもアニメのお陰でキャラが分かっている分、
読みやすいはずなのだがね(;^ω^)
○ミトツダイラのトラウマ
やめて御願いだから。やめてと言ってるのに、
そう言っているのに通じなくて、だからいつしか言葉は変わる。…御願いします。そして、もうしませんから…
やめてくれるのは、
叱る原因となった行為を二度としないと誓ったときだ。
今回、最もスポットが当たっているキャラ
ネイト・ミトツダイラ
母、人狼女王(レーネ・デ・ガルウ)の
圧倒的な力によってぼろぼろにされる。
8年ぶりに再開した母との圧倒的な力量差に、
かって幼い頃にも母親を怒らせないように振舞ってきた過去を思い出す。
選択肢どころか、考えることも奪われ、母によって誓わされたと。
負けた、という思いを、
どうにかして堪えようとする。
それを思ったら本当に負けだ、と。
しかしミトはルドルフ二世との相対などから、
自身の弱点とトラウマを克服しようと再び母と相対する。
自身の意思や誇り「敵わないものがある」という事実を覆すために…
やはり今回はミトツダイラの成長
こそが一番面白い部分である(`・ω・´)
○母なりの心配
「王の傍に仕える者として
貴女は自分がどうであることを望みますの?」
良かったですわ、己の存在に対し、逃げない娘でよかった、と。
武蔵と六護式仏蘭西(フランス)が同等だと証明する。
フランスの副長として娘の戦力を計る人狼女王。
不器用で、我が儘で、足りない所ばかりだと思っていたけど、
娘は自分には難しかったことを十分に出来ていたのだと悟る。
娘を容赦なくボロボロにする人狼女王だが、
武蔵に娘を送ったことを実は内心で気に病んでいたこと、
その行動が正しかったと悟る人狼女王の母親らしさにグッとくる!
○ズレを戻しに来てくれる馬鹿がここにいてくれた
俺は何も出来ねえような人間なんだから、
負い目預けられたってかまわねぇよ。だから暗くなったり、気落ちしたり、昔思い出して辛くなったら、
ああ、馬鹿に任せてたんだっけ、ってそれでいいんだ。
そして今回、武蔵総長葵トーリを
なぜミトが「我が王」と呼んでいたのかが判明。
私が道をつけます、我が王。
貴方が貴方の喪失を、望めるように、諦めぬように。
ミトがトーリを認めているのに納得なシーンです。
○副長という地位
自分は未熟で、世界は広い。そういうことだ。
だが、少しでも、その影を踏めるようになろう。
英国まで戦績の良かった武蔵副長、本田二代
あらゆる国の猛者達を前に世界の広さを見る。
副長という地位は国のエースを担う。
常に戦闘のことを考え生活するという筋肉馬鹿な地位だが、
二代の向上心には感服するで御座るな(`・ω・´)!
○総評
Aランク
物語が大きく動き、世界観もかなり広がった回でした。
政治的な部分もキャラについてもまた深く掘り下げられていておもしろかった(σ゚∀゚)σ
ただ新規登場の国とキャラも多く把握しきれず…
一度流し読みでは用語や世界観までは深く理解できなかったっす( ,,゜θ゜)
アニメ三期が決まっているので、
また実況民に教えて貰おうかなv(´∀`*v)
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